08/01/17 09:52:45 bM+xrFXA
(A10のつづき、ただし、蛇足的)
そうすると、本スレの状況を反映さぜながら選定作業を整理すると次のようになります。
【候補となる理論】
A:国籍主義(誰でも国籍を持つ者が国民で、失えば誰でも非国民)
B:民族主義(日本民族のみが国民)
C:民主主義(治者被治者の同一)
【ポイントとなる条文】
1、主権者は前憲法的な固有の存在(15条と前文)
2、民族や出身による差別は禁止(B規約や憲法第三章)
3、戦後日本の形成(新憲法制定)の契機になったポツダム宣言に民主化が明記されている。
Aの国籍主義は国籍付与の実情が法務省民事局長などによって弄れることなどから、
主権者が固有の存在であるという点と矛盾している(固有のものは奪えない)。
そもそも、憲法制定当時国籍保持者であった在日を非国民扱いする根拠にはならない。
つまり、国籍主義は「真の国民は国籍を持っていて、そうでない者は持っていない」という仮定があって
始めて正当なものとなるわけで、その肝心な「真の国民は誰か?」という認定理論を欠いている。
民事局長を主権付与者にするような、あからさまな反固有の権利説であるか、
肝心の認定機能を欠いた疑似認定理論であるかのどちらかでしかない。
(しばしば国籍主義者は、この両者をいったり来たりすることで批判逃れをする)
次の民族主義(B)は議論するまでもなく、2、3からして不適切。そもそも、
現実として多民族国家なのに日本民族だけを国民とするのはトンデモすぎる。
というわけで、憲法上の国民は民主主義(C)によって選定される者であるとするのが妥当。
国や政府が民主主義を国是と名言してることとも一致する。
まとめると、
Q、消去法:考えうる国民選択理論のなかで国是として(憲法の前提として)適切なものを選べ。
A、民主主義は明らかに国是となっているが、それ以外は不適切。
∴憲法は民主主義を前提としており、憲法上、在日は日本国民。