【政治経済】平成床屋談義 町の噂その49at ASIA
【政治経済】平成床屋談義 町の噂その49 - 暇つぶし2ch13:日出づる処の名無し
07/12/28 10:37:46 iC8bqHAT
URLリンク(www.washingtonpost.com)
Assassination in Pakistan Friday, December 28, 2007; Page A20
(ワシントンポスト社説)パキスタンの暗殺事件

昨日のブット元首相の暗殺事件の捜査はまだ進んでいないが、アルカイダとイスラム過激
派が最もこの事件の便益を得る事は確かである。ハーバードとオクスフォードを卒業し、
首相に2度選出されたブット女史はパキスタン国内で世俗的(非宗教的)民主主義の最も強力
な提唱者であった。彼女はイスラム武装派と対峙し、ムシャラフ軍事政権の独裁を批判する
勇気を持ちあわせていた。

1月8日に予定されたパキスタンの総選挙で彼女の指導する穏健派が破綻した政治システムに
民主的な勢力を与え、過激派を抑えることが期待されていた。彼女の悲劇的な死は政治的混
乱と暴力に道を開きアルカイダとタリバンを活性化しかねない。ムシャラフ大統領とパキス
タンに残る穏健派勢力が賢明に、素早く動くことが必要である。

「...]
核武装を持ち、アルカイダやタリバンのトップを国内に抱えるパキスタンの安定は重要な問
題であり、アメリカは緊急にムシャラフ大統領やシャリフ氏などのキィとなる指導者に対し
て事態の沈静化を要請すべきである。暗殺事件の捜査と犯人検挙は最優先の課題であろう。
充分な、また信頼の置ける事件の解明が無ければ陰謀論が吹き荒れてムシャラフ大統領や軍
部への非難が高まる可能性がある。そうした事態はイスラミストを更に利するだけである。

FBIは以前にパキスタン政府に協力して成功した事例があり、ブット女史は以前の暗殺未遂
の捜査にFBIの協力を求めていた。ブッシュ政権はそうした支援を考えるべきである。

ムシャラフ大統領は、軍政を復活させることを控えるべきであって、もしそれを行なうなら
パキスタンの市民社会やメディアを敵に回し、アルカイダの抑止に対しては殆ど役に立たな
い。ブッシュ政権はブット女史の目指していた、その生命をささげることとなった民主主義
プロセスの擁護についてパキスタンがコースを堅持すべく積極的な呼びかけを行なうべきで
ある。1月8日の総選挙の維持は最善のコースである。過激派の暴力に対抗するためにもパキ
スタンの有権者の多数派が中道勢力の勝利を上げる必要がある。



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