07/12/27 08:11:03 yC54TCLO
URLリンク(www.asahi.com)
外務次官に藪中氏起用へ 対北朝鮮で中心的役割 12月27日06時14分 朝日新聞
政府は26日、外務省の谷内正太郎事務次官を1月中旬で勇退させ、後任に藪中三十二
外務審議官(政務担当)を起用する方針を固めた。臨時国会閉会後に交代する予定だが、
流動的な国会の情勢を見極めたうえで最終判断する。
審議官には佐々江賢一郎アジア大洋州局長が昇格し、その後任には斎木昭隆駐米公使が
就く見通し。また、加藤良三駐米大使と野上義二駐英大使が勇退し、後任にはそれぞれ
藤崎一郎ジュネーブ国際機関政府代表部大使、海老原紳インドネシア大使の起用を軸に
調整している。
藪中氏と佐々江氏はいずれも北朝鮮の核問題をめぐる6者協議や、拉致問題に関する日
朝交渉で中心的な役割を果たしてきた。また、斎木氏も日朝交渉の日本側代表を務めた
経験がある。主要ポストに北朝鮮問題に精通した人材を配置することで、拉致問題をは
じめとする懸案の解決に本格的に取り組む狙いがある。
谷内氏は05年1月、小泉内閣の官房副長官補から次官に就任。靖国神社参拝問題で冷
え込んだ中国、韓国との関係改善のため、安倍首相(当時)の訪問を実現させた。