07/12/22 20:31:36 傘 QbTEeet2
>>808
> サブプライム絡みの損失拡大で、資本不足の危機に陥った欧米の大手金融機関は軒並み、
>海外国家ファンドの「公的資金」(邦銀筋)にすがる異常な状況にある。
基本的に出資者はすべて【国営ファンド】ですね。
民間による出資と国営ファンドの出資では、リスクのとり方が違います。
融資と出資は違い、破綻した場合、出資が全額損失となる可能性もあります。
また、新BIS規制により株式への出資は一定の比率でリスクを算出し減額しなくてはいけない。
今後、問題の拡大で企業格付けが低下した場合、リスク部分を大きく採らなくてはいけないでしょう。
出資先の悪化が、自分の銀行の自己資本比率に影響を与える可能性もあります。
国営ファンドの場合、BISによる規制がありませんから出資しやすいといえるでしょうね。
また、産油国や中国はドルペッグ(中国はバスケットと主張していますが)ですから
比較的為替リスクも少ないといえると思います。
ドルなど外貨で運用しなくてはいけない外貨準備の運用にも適当なのではないでしょうか?