07/12/12 15:59:11 OMAVrhyz
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Al Qaeda's Latest December 12, 2007; Page A18
(WSJ社説)アルカイダの最新のテロ
昨日アルカイダはアルジェリアの国連施設をテロ攻撃して26人の死者を出す事になった。
被害者には国連職員が含まれ、国連の狙われたテロとしては2003年にバクダッドの国連
ビルがトラック爆弾で襲われ、22人の死者を出して以来である。
アルジェリアの国連施設はイラク戦争には関係が無いしUNDPの仕事は北アフリカへの人
道支援である。アルカイダの攻撃目標がアメリカ人や多国籍軍に限られないことを示す
事件になった。アルカイダの北アフリカ組織が犯行声明を出している。攻撃は防備の手
薄な、また目立った「ソフトターゲット」を狙うという傾向を示している。イスラム政
権であろうが、無垢なイスラム教徒であろうが、アルカイダの政治目標の為にはテロの
対象になる。
911以降に、アメリカ国内には幸いにもアルカイダのテロ事件は起こっていない。しかし
多くの国ではアルカイダのテロが起こっている。幸運はアメリカのアンチテロ政策のお
陰である。国内ではテロ組織への電話盗聴やテロリストの「拷問」についてディベート
が盛んだが、アンチテロ政策の意味を考える必要があろう。911以降の世界で、そうした
政策を考える上でアルジェリアの事件は参考になる。