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米軍住宅「高すぎる」 防衛相が見直し言及 2007.12.10 12:10
参院決算委員会は10日、福田康夫首相と全閣僚が出席し、平成18年度決算に
関する質疑を行った。石破茂防衛相は沖縄駐留米海兵隊のグアム移転に関し、
日米合意に基づき新築する住宅1戸当たりの見積額が7000万円を超えることを
明らかにした上で、「そんな豪華な家を税金で提供する必要があるのか。どう考えても
高すぎるというのが普通の感覚だ」と述べ、見直しを行う考えを示した。
石破氏は「米国が言い値で言っている話。これから積算根拠を示してもらい、きちんと精査する」と述べた。
防衛省に対する水増し請求については「平成10年11月以降、これまでに過大請求事案は12件発覚した。
山田洋行を含む2件は調査中で過払い額は確定していないが、それ以外の10件は違約金37億円を除く
損害賠償金額は597億円となっている」と述べ、600億円近く水増し請求があったことを明らかにした。
また、石破氏は山田洋行については、過大請求事案として公表した2件以外にも5件の水増し請求が
あったことを明らかにした。
一方、福田康夫首相は薬害肝炎訴訟で大阪高裁が13日に正式な和解骨子案を提示することに関し、
一部患者のカルテが残っていない点について、「確かに問題があったと思う。厚生労働省は命を預かる
役所であるという自覚を持たなくてはならない」と述べ、薬害肝炎に対する一連の厚生労働省の対応を批判した。
その上で、首相は「大阪高裁で和解案が出て、その段階で関係省庁と相談して迅速に対応し、政治判断をしたい」と述べた。
藤本祐司(民主)、福山哲郎(同)両氏の質問に答えた。