07/12/10 02:42:23 IFL+im32
URLリンク(www.opinionjournal.com)
The Gulf States and Iran
America and Israel aren't the only ones worried about the mullahs getting a
nuclear bomb.
BY MAX BOOT Sunday, December 9, 2007 12:01 a.m. EST
(OPJ/WSJ)ペルシャ湾願諸国とイラン:アメリカやイスラエルだけがイランの核を心配
しているわけではない
OPJにある評論なので、購読契約無しに読むことが出来るもの。MAX BOOTはシンクタンク
CSISの中東プロジェクトに参加して、サウジアラビアやUAEの高官らと中東情勢を議論し
た最近の経験から、イランの核武装を最も警戒するのはペルシャ湾岸のスンニ諸国でもあ
るという。
GCCがイランの拡張政策を警戒するのは、それなりの理由があるわけで、具体的にはイラ
ンの近年のイラク、レバノン、アフガニスタンなどへの軍事的介入、テロ組織支援をみて
その悪影響のアラブ諸国への波及を警戒している。つまり、ハマス、ヒズボラ、一部のア
ルカイダ親派のテロ組織を警戒し、同時にイランの進める軍備拡張や核開発に神経を尖ら
せている。
イランが核武装すれば中東アラブ諸国とペルシャ(帝国)のバランス・オブ・パワーに影響
が大きい為に、GCCはイランの核武装を容認できない。アメリカDNIの諜報アセスメントが
イランは2003年に核爆弾開発を中止したと宣言しても、「民間平和利用目的」のウラン濃
縮をイランが推進するかぎり、イランの核武装への懸念は消えない。
That thought fills Sunni Arabs with dread. "If we accept Iran as a nuclear power
that is like accepting Hitler in 1933-34," warned one senior Arab official, using
the kind of analogy that back in Washington would get him dismissed as a neocon
warmonger.
スンニ派アラブにとって「イランの核武装を認めることは、いってみれば1933-34年当時の
ヒトラーを認めるのと同じ」であるとアラブ諸国の高官が言っている。アメリカの政治状況
では、そういう発言をするとネオコンの戦争キチガイと見なされるのだけれど。