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Economists React: Jobs ‘Softening’ but ‘Not Sinking’December 7, 2007, 10:14 am
(WSJブログ、リアルタイムエコノミクス)11月新規雇用データのエコノミストの評価
11月の非農業新規雇用は9.4万人増加となり、失業率は変化せず4.7%、時間当たり平均賃金
は0.5%増加して$17.63となった。この数字についてエコノミストの見解;
Richard F. Moody
雇用市場は「ソフト化」しているが「縮小」しているわけではない。時間当たり平均賃金は
前年比3.8%の増加になり、雇用市場はタイトであると判断されるが賃金上昇圧力は大きいと
は言えない。FRBは0.25%あるいは0.5%の利下げに踏み切るであろう。
Stephen Stanley(グリニッチ・キャピタル)
雇用データはアメリカ経済が崖から転げ落ちるように不況に転落するといった議論を妨げ、
依然として雇用が健全な姿にある事を示す。メディアと金融市場、政治の世界が不況突入と
言った事をいっているわけだが、経済はソフト化傾向を見せているもののシャープな転落の
軌道にはない。
Societe Generale銀行
アメリカの雇用の増加を支えているのはサービス・セクターで教育関連、医療而行関連が
特に顕著である。11月のデータでは小売業で24000の雇用増加があり、大きな特徴だ。
小売業の雇用は停滞していたのだが、11月のデータで見るとキャッチアップが起きている
のかもしれない。雇用状況の良くないセクターは金融業、建設業、製造セクターでこれに
疑問はない。不況の三つのセクターで55000の雇用減少が見られる。
David Greenlaw(モルガンスタンレー)
雇用データはFRBが次のFOMCで、ドラスティックな政策を採る必要は無いと言うに足るく
らいには、雇用状況が安定している事を示している。FRBの利下げは0.25%に留まると推測
する。