07/12/07 19:18:05 傘 T4Kj4zK0
こんばんは
東亜にも落としましたが、こちらにも投下しておきます。
>>527
BIS規制に絡んだものですね。
自己資本比率の算出対象が、預金だけであったものを銀行が発行する債権まで
含むように改善するという発言であると思います。
韓国の銀行は短期の外債で、貸付原資(流動性)を確保しています。
お客から預かった預貯金の8%(国内業務だけなら4%)を準備金として韓国銀行
(中央銀行)に預けることで健全性を確保している訳ですね。
これが預貯金+銀行発行の債券に拡大されるわけです。
この場合、銀行は借り入れを抑制するか、貸付を減少させる必要があります。
URLリンク(www.tradition-net.co.jp)
>>504
韓国の外債の多くは、国家の負債ではなく民間銀行や企業による外貨借り入れが中心であると思います。
ウォン建て債の場合、ウォンのマネーサプライ(通貨量)を増やすことで乗り切ることが出来ます。
外債の場合、ドルで返済しなくてはいけませんので大量のドルが必要になります。
ここでウォン売りドル買いの動きがつよくなり、ウォン安が進行することになります。
また、ウォンの価値の低下で、株式や債券市場からの資金逃避が進みます。
これも、ウォン安に拍車をかけることになると思います。
急激なウォン安が起きるのを防ぐ為に、中央銀行は外貨準備を使いドル売り介入をします。
この過程で急速に外貨準備高が失われ、デフォルトのリスクが出てくると思われます。
短期外債の多くは国家の借り入れではなく、銀行や企業の借り入れです。
急激なウォン安になっても、外貨準備を投入しないで容認すれば、ウォン建ての国債は払えますから
企業や銀行は破綻しますが国としては破綻しない。
スーパーインフレになりますから、こんなことはしないと思いますが、、、