07/12/06 08:02:08 DdZcsNmX
▼2008年上半期に銀行債の満期49兆5000億ウォンが集中する (韓国経済新聞翻訳)
銀行圏が株式市場への資金離脱による資金難解消のために債券発行を拡大する中、来年
上半期に銀行債の満期が集中して、債券市場が混乱に陥る可能性があるという恐れが申し
立てられている。
5日証券業協会によれば、来年上半期に満期が到来する銀行債規模は49兆5346億ウォン
(=約6兆円)に達すると調査された。これは今年上半期の34兆4191億ウォンより15兆1155億
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ウォン(43.9%)多い。銀行債の満期は特に1月と5月に集中すると予想される。1月には10兆
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8266億ウォン、5月には9208億ウォンの満期がそれぞれ到来する。
このような銀行債の満期集中は、銀行圏のさらなる債券発行量増加をもたらし、債券市場の
需給負担を加算させるという分析だ。西哲数 大宇証券研究員は"銀行圏が単純な借換発行に
とどまれば幸いだが、現在の傾向を見れば、(資金難解消のために)純増発行をする可能性が
高い。そのような場合、満期到来でさらに増える債券供給量が価格の値下がり圧力を高め、
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金利上昇を誘発する"と明らかにした。最近銀行圏では、市中の流動資金が銀行預金から
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ファンドや証券会社の総合資産管理口座(CMA)に集中して資金難に苦しんでいるし、これを
解消するために銀行債や譲渡性預金証書(CD)発行を増やしている。これは債券価格の下落
と市中金利上昇を誘発するなど、債券市場の撹乱要因で作用している。
証券業協会関係者は"銀行への資金流入がない中で、銀行債とCDに資金調達手段が限定
されて副作用が生じている。銀行が保有する担保を流動化させる融資債券担保付証券(CLO)
発行を活性化するなど、政策的に新しい資金調達通路を用意する必要がある"と言った。
つづく