07/12/04 21:45:58 nFShyZjU
▼‘銀行の資金不足’銀行自らが招いた (ソウル新聞翻訳)
銀行はお金日照りで騒いでいる。融資需要があっても資金が足りず、産業の動脈の役目がまともに
できない危機に置かれた。銀行はお金不足になると、融資審査を厳格にしている。と同時に融資財源
を用意するために高金利の預金商品販売や譲渡性預金証書(CD)発行を増やして、ローン金利負担
につながる悪循環が繰り返されている。
●“現在、銀行は一種の流動性危機にある”
“現在、銀行は一種の流動性危機に直面したと思われる。銀行預金が抜けて、ファンドや資産管理
口座(CMA)など証券会社に集中して、海外借入はほとんどだめで…このままなら預金金利をあげる
しか道がない”
ウリ銀行のC支店長は“金利(受益率)に釣られて証券会社に資金が集中するのを、どうやって防ぐ
のか。統制不能状態ではないか”とこのように雰囲気を伝えた。彼は“年初には、毎日平均1億ウォン
位の不動産購入用融資があったが、過去6ヶ月間の実績は10件余りに過ぎない程不動産景気が
沈んでいる。既存貸出者も金利が上がって癇癪を起こす”と付け加えた。銀行のローン金利はCDに
連動していて、過去の低金利基調時にその大部分が変動金利を選択したからだ。銀行がCDを発行
するほど価格は落ち金利は上がる。債券では、価格と金利(受益率)が反比例するからだ。
国民銀行ソウルL支店長は“お金がないので営業しにくい。預金を引っぱらなければならないが、
競争は熾烈だ。ローン需要はあるが預金が入って来ず、資金がないから厳格に審査する”と言った。
銀行圏の資金不足と金利引き上げの表向きの原因は‘ファンド熱風’が一番大きい。しかし銀行の
営業行動にも問題があるという指摘だ。
韓国銀行の金在天調査局長は“銀行が預金に比べCDや銀行債など市場性商品から資金を調達
する割合が高くなった。CD発行の増加で金利が上がれば、住宅ローン金利も尻馬に乗って上がる
から問題だ”と言った。一部銀行の住宅担保ローン金利は年間8%台に進入した。住宅担保ローン
残額は200兆ウォン台なので、金利が1%上がれば金利負担はおおよそ2兆ウォン増える。
つづく