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『古田順子さんの記念碑建設へ』
埼玉県八潮市が、1989年1月に凄惨なリンチ殺人によって17歳で亡くなった
同市出身の女子高生古田順子さんのふるさとへの貢献をたたえようと、
7月末をめどに、東武東上線の朝霞駅前に記念碑を建てる。
古田さんが在学中に書いた「笑顔」という作文が刻まれる予定。
富永利雄市長は「記念碑は市民だけでなく全国の追悼者が集まる場所にしたい」としている。
記念碑が建てられるのは、市が今年夏の完成に向け歩道整備などを進めている八潮駅南口の駅前広場。
特注の石と合金製で高さ約1・5メートル。古田さんの写真も埋め込まれるという。
地元商工会が「事件の風化に歯止めをかけたい」と記念碑建設を提案。
市は古田さんの誕生日の8月31日までの完成を目指す。