06/09/20 19:53:52 0
>>670
それはその通りだとは思う。「植え付けないといけない」かも知れない。
しかし実際は植え付けた教育は経験の名のもとにいとも簡単に壊れていくものでもある。
最後の五行は、例えば柳美里という作家がいる。彼女は妊娠中絶を実に7回もして
いるんだが、「中絶が好きだ、その追い詰められて体も痛むことが好きだ」と言って
事実避妊することなく中絶を繰り返して子宮をあえてぼろぼろにしてるんだよ。
また、自分の友人で、性格が温かく思いやりがあってそばにいると落ち着くような子が
「夫が薬害エイズ患者だとしても、どんなに同情しても結婚しない」
「仮に自分を凄く好きだからそれを隠して結婚しようとしたら、その心情よりも
自分にエイズを移したことで怨む。薬害エイズでも容赦しない」と穏やかに語る。
その一方わりとドライな子が「本当に好きな人だったら移される覚悟で結婚する」
と言うんだよね。だから、そこに一般的な「エイズの人は嫌だ」とか「中絶は嫌だ」
とかいう想像をしても的外れなんだよね。人がどんな経験のもとに中絶が好きだとか
エイズ患者を容赦しないとか逆にエイズでも受け入れるとか思うに至ったか分からない。
そうすると、知らない人の気持ちを想像するのが傲慢な気がしてくる・・・
というようなことを言いたかったんだけど、
何だかディベートになってきたからこれでやめとこう。