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右翼の大物、故児玉誉士夫氏らを使い、東西冷戦中に情報収集や反共工作を行った米中央情報局(CIA)が、
児玉氏らを「役立たず」として酷評していたことが2005~06年に機密解除されたCIAの内部文書で分かった。AP通信が25日までに伝えた。
文書は児玉氏のほか、陸軍参謀だった辻政信元大佐の働きについても「人格、経験の両面でどうしようもない」と切り捨てており、日本での工作活動全般が期待通りの成果を挙げていなかったことをうかがわせている。
一九五一年の文書でCIAは、日本での協力者に関し「名声や利益を得るために情報を水増ししたり、完全にでっち上げたりすることがよくある」と指摘。
ソ連のサハリンへの浸透工作を図るため、ボートの資金を与えた協力者がいなくなってしまった具体例などを記している。
児玉氏については53年の報告書で「情報工作員としての価値はほぼゼロ」と断定。「プロのうそつきで悪党、ペテン師、大どろぼう。情報工作は完全に無理で金もうけ以外に関心がない」と散々な評価を加えている。
児玉氏は戦後、A級戦犯容疑者として東京の巣鴨プリズンに収容されたが後に釈放。ロッキード事件で所得税法違反(脱税)などで起訴された。(共同)
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