ふっat SISOU
ふっ - 暇つぶし2ch161:ふざけた奴 ◆Sa5SBMSRMc
06/05/01 11:42:46 p+72Y6Fi
せっかくだから在日朝鮮人が大好きな「ふ」の為に面白い書評を見つけたので教えてあげるね。

飯田剛史『在日コリアンの宗教と祭り-民族と宗教の社会学』 (世界思想社、2002 年2月、369 頁 \ 3,600+ 税)

川瀬貴也
この書は、著者飯田氏の長年にわたる在日コリアンの宗教研究の結実である。氏は1981年より関西近辺在住の
社会学者によって結成された「宗教社会学の会」の仲間とともに、大阪と奈良の県境をなす生駒山地の民俗宗教を
調査し始め、その成果の一部は既に発表されている[宗教社会学の会編 一九八五][宗教社会学の会編 一九九二]
[宗教社会学の会編 一九九九][村田充八 一九九九]。この生駒山地の宗教世界の一角を担うものが、いわゆる
朝鮮寺であり、その特異な宗教世界はこれまでも注目されてきた。

本書では朝鮮寺に代表される在日コリアンの宗教世界の内実と(換言すれば、生駒という「呪術の園」を踏み分けて)、
在日コリアンの親族ネットワークの変容を丹念に調査し、それが現在においていかに「生きられているか」ということを
明らかにされた。以下では本書の内容を追いつつ、評者として若干のコメントを付したい。

まずは本書の構成を見てみよう。
序章:研究の過程と方法
第1章:在日コリアンの宗教と社会
第2章:生駒山地の朝鮮寺・概説
第3章:十王祭(シワンマジ)―朝鮮寺の巫俗儀礼
第4章:在日巫俗寺院の開創儀礼と社会的ネットワーク
第5章:仏教および民俗宗教寺院(街の寺)の諸形態
第6章:朝鮮寺(韓寺)の変貌
第7章:儒教式祖先祭祀と建墓
第8章:親族組織と霊園形成在日光山金氏親族会調査より
第9章:ある儒教的リーダー―在日コリアン社会における儒教の一考察
第10 章:日本宗教と在日コリアン―大阪市生野区の事例
第11 章:在日大韓基督教会における民族と人権
第12 章:在日コリアンの祭りと「民族」―民族文化運動の自己組織化



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