07/09/24 16:36:30 C2PdWjcu0
草加市内外の皮革工芸の専門家が結成している「そうか革職人会」
(31社、伊藤達雄会長)が初のオリジナル商品を発売した。
特産の浴衣に似合う革製の巾着と、身近に使える革製のブックカバーの2点。
ともに、草加市地場産業振興協議会が公募した浴衣柄デザインコンテストで
大賞に輝いた作品を生かした。
浴衣は今年の女性PR大使「草加さわやかさん」のコンテストで応募者に着てもらった。
しなやかな青の地に大柄の白いユリの花をあしらった。この優雅な図柄を
革製品に写し取るのが難しかったという。
巾着(高さ約15センチ、縦約10センチ、横約20センチ)の下部のかごの部分は牛革製で、黒とベージュの二色。
上部の巾着部分は白い羊革で、ここにユリの柄をプリントした。ブックカバーは文庫本サイズ。
同職人会メンバーの中から、縫製、染色、裁断を得意とする専門企業3社が制作に参加。
同市産業振興課によると、革製品の異なる専門分野の企業が
協力して1つの製品を作り、会として発売するのは初めての試みという。
革にプリントする素材作りを担当した伊藤産業(同市瀬崎)の社長で、同会
会長は「色がにじまないようにプリントするのに苦心した。今後も浴衣業界などとの
コラボレーションに取り組んでいきたい」と話している。
アトリエ・SHOUが巾着の縫製・仕上げ、鈴仙がブックカバーの縫製・仕上げをそれぞれ担当した。
巾着は10500円、ブックカバーは5250円。注文から出来上がるまで1カ月半かかる。
同会のアンテナショップ「Sesse」で販売している。
画像:そうか革職人会が初めて売り出したオリジナル商品。巾着(右)とブックカバー
URLリンク(www.saitama-np.co.jp)