07/05/11 21:44:30 Ds5YdBtiO
大学に入って初めての夏休み、長野の川沿いを独りでｷｬﾝﾌﾟﾂｰﾘﾝｸﾞした。
当時部落なんて知りもせずのどかな田舎を満喫したが立ち寄った集落には今思えばいわゆる被差別部落もあったかもしれない。
しかし俺の記憶に残っているのは美しい景色と優しい田舎の人情。
河原に簡易ﾃﾝﾄを張り野宿していると「そこは山で雨が降ると増水して危ないからもう少し水辺から離れなさい。」とか、沢の水で体を拭いていると「温かい湯が欲しくなったら風呂入りに来ていいよ。」とか…
発つときはおにぎりや漬物を持たせてくれたりするお婆ちゃんもいた。
住めば色々あるのかも知れないがあの人達が「差別」のどちら側にも居なければいいがな…と思う。