06/11/13 22:05:39 kDIeABzR0
>>413
横須賀の汐入は前にも書きましたが、Bでもなんでもなく、戦後米軍が進駐してからは
『売春婦と米兵と梅毒に汚染された町』
これが正解です。戦前は海軍工廠に通う工員が多い普通の町でした。
今でも汐入の谷戸は起伏に富んだ、車もろくに入れないような入り組んだ細い道に
家がかなり奥まで続いてますね。一見、おもてのメイン通りからはこんな奥にまで家が
あるようには見えない、という地の利から、売春婦が客を連れ込むのに一役買っていたわけです。
普通の民家の部屋を売春婦数人に貸して家賃をかせぐ、これを『モグリハウス』と呼びますが
汐入の谷戸にこのモグリハウスがそれはそれはたくさんあってよく摘発されていました。
今に見る、汐入のなんだかあばら家に近いような家はモグリハウスだった確率が相当高いと
見てよいくらいです。こういったハウスが特に多かったのは、今まで何回かスレに出ましたが
通称牛殺し谷戸一帯。ここが“性病の温床の地”として米軍から通告を受けてしまい、
米兵はオフリミット、つまり牛殺し谷戸立入禁止令がでました。昭和30年代初期のことです。
神奈川新聞の報道によると2丁目の山の斜面あたりもオフリミットになりました。
私もこういったことを調べるまでは汐入のふるーいお家を見て、いったいここはなんなのか・・、
と不思議に思ったものです。
基地から近いこと、人目につきにくい谷戸を利用した一大売春地帯だったわけです。
このへんの話は年寄りなら知ってるでしょうが、郷土資料にはさすがに載りませんから
若い人など知らなくて当然だと思います。
平成の世の中、あんな古い家をみて売春とはだれも想像もつきませんしね。
新聞に摘発された駅近くの連れ込み宿の経営者に朝鮮人がやや多かったです。
今は谷戸の住宅地も駅周辺の繁華街もなんの変哲もない通常に戻りましたが。