06/10/14 23:45:03 XO63CuvT0
>>628
寿は今でこそ少子化影響で15歳以下の子どもは片手で数えるくらいになりましたが、
昭和40年代のベビーブームのころ（またはそれ以前）に生まれた人だったら普通に有り得ますよ。
毎年出されている『寿白書』によると、その頃は寿全体の人口が8000人、そのうち15歳以下は1000人弱
いたという統計を見たことがあります。
子どもはおろか、その親も少々問題な人が多く、教育にまったく無関心な父親、小学生が深夜まで帰って
こなくても平然とした母親、昼間っから路上でサイコロ賭博に興じる大人たちを見て育った“ドヤの子”。
当時、平日の昼間だというのに寿の路上や公園には小学生の集団が20～30人平気で遊んでいる、とか
“学校に行かない子ども達”が問題になりよく神奈川新聞で報道されたものです。
学校に籍があるのはまだいいほうで、中には子どもが生まれたのに親が届けをいっさい放置したまま年数がたち
学童期になっても通学通知がこない無戸籍の子どもが多かったのもこの寿がかかえる大きな問題でした。
生活保護を受けるためにあわてて子どもを籍にいれて住民登録をしたりする非常識な親もあとを断たずの状態。
寿地区を学区にかかえる南吉田小学校では、途中で帰ってしまう子や長期欠席児童のたいはんはドヤの子であり
先生達は対応に苦慮したそうで、こうした問題児とその親について、そして特殊な事情をもつ寿という町を
理解するための勉強会を定期的に行ってました（今でも？）。