06/09/28 03:47:14 yn31xsZL0
もう1つ坂本の火葬場ネタを。
かつてこの火葬場には引取り手がなく預けっぱなしの遺骨が40体もあり、その大半が実は戦後横須賀に進駐した米兵相手の
売春婦が産み落とした混血児だった。
遺骨は死産児のもので、今でこそハーフなんてもてはやされているが、当時は混血児は差別にさらされ白眼視されていたため、
そして喰うために売春している女たちに心の余裕などあるはずもなく、火葬場にそのまま放置したものが大半だそうだ。
そして次に多いのが朝鮮人の遺骨。戦前に半島から渡ってきて日本で死んでそのまま遺族もわからず。
中には終戦後に朝鮮人が祖国へ帰るとき、家族が坂本に預けたお骨に気がついて持ち帰るというマレな例もあったが、
ほとんどは放置されてしまい置き去りに。
あとは、外地からの引揚者の遺骨。故郷に帰る前に横須賀で死んでしまい家族も戦後のどさくさで行方不明。
一応市の規定では5年間は必ず保管するというのだが、それを過ぎても火葬場では本籍地がわからないのではどうしようもなく
これら引取り手のない気の毒なホトケさんたちはのちに浦賀の火葬場の無縁墓地に葬られたという。
今でも浦賀火葬場入口のあたりに小さな供養碑が立っている。