06/09/29 14:44:44 qxNdtuW/0
ナレーション 滝口順平
あやあや、阿藤さぁん セーラー服の女の子を先頭にBらり開始ですぅね~ やはり本日はお城を見学ですぅか~
足早に、駅から城郭に向かう一行。今のところ、ほにゃらら団の追跡は無い。城郭の東側を進み、美術館前の旧市街地に入る。
スタッフ「はぁはぁ まってくださいよぉ 荷物を引きながらこの速さはキツいッスよー」
阿藤 「いいじゃぁん オレ893は怖いもぉん。急ごうよぅサキちゃん」手ぶらの阿藤は更に歩く速度を上げた。
サキ 「大丈夫ですか?アトはあの川を越えればアタシたちの村ですから。入れば誰も追ってきません」
晩秋とは言え大きな荷を引いたスタッフは汗だくである。間もなく渡河と言う地点で,道は二手に分かれその先にそれぞれ橋が掛かっていた。
サキ 「右の橋を渡って下さい。急いでっ!」スタッフのボックスを押すのを手伝いながら、先を行く阿藤に指示を出す。
橋を渡った先に太った男がサキたちを待ち構えていた。季節外れのアロハシャツにウクレレを手にしていた。
サキ 「事業組合長ぉー! 」大きく手を振るサキ。阿藤にやや遅れてスタッフとサキは川を渡りきった。