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【ロサンゼルス=松尾理也】米海軍の機密情報を持ち出そうとしたとしてカリフォルニア州サンタアナの
連邦地裁に起訴された中国系米国人、チー・マック(中国名=麦大智)被告(66)に対し、陪審団は10日、
有罪の評決を下した。マック被告には最大35年の刑が言い渡される見通し。
マック被告は中国生まれで、米国に帰化後、米海軍の技術開発などを受注するパワー・パラゴン社
(カリフォルニア州アナハイム)の技術主任を務めていた。評決は、マック被告が潜水艦の探知を不可能にする
推進機関に関する技術などを不正に中国に持ち出そうとしたと認定した。
公判で、検察側は事件を中国による諜報(ちょうほう)活動の一環と描き出し、事件の登場人物に「赤い花」
「冬の菊」「秋の蘭」などのコードネームが付けられていたことや、捜索でマック被告の自宅から、中国側が
入手を望む機密情報のリストが見つかっていたことなどを明らかにしていた。
また、今回の公判では立件されなかったが、マック被告は米海軍艦に搭載されたイージスシステムの
情報なども不正に持ち出していたと指摘されている。
中国は世界各地で軍事機密をめぐる諜報活動を活発化させているとされ、国家情報長官直属の
国家防諜局のジョエル・ブレナー局長は米紙ワシントン・タイムズに対し、「中国への、とりわけ
技術関連の情報流出は深刻な問題だ」と述べている。
(2007/05/11 10:03)
ソース:
URLリンク(www.sankei.co.jp)
米国にスパイを送り込んで軍事機密で兵器の精度を上げて周辺国を脅えさせている中国に対してコメントをどうぞ。