07/07/25 21:32:33 J/xGxJUe
仲正昌樹(金沢大学法学部教授)著
『金沢からの手紙、ウラ日本的社会時評』より
学生にも腹が立つ。田舎の「二流大学」の学生はタチが悪い。
「二流」の学生は、自分の教養のなさ、やる気のなさに気付かない。
だから、授業で自分に分からない話が出てくると、すぐに
「分からんげん!」と開き直る。
都会のマンモス二流大学だと、優秀な子がたまにまじっているし、
余所のまともな大学との交流もあるので、少しぐらい心ある人間なら
目覚める可能性がある。
しかし、金沢の山の中
(番地なしの「金沢市角間町」だけの住所になっているほど田舎である)
に少人数だけで閉じこもっていると、比べる対象がないので
お山の大将になってしまう。
「知らなかったら恥ずかしい」という知的スノビズムが働かない。
「王様は裸である」と言うものがいないのである。