07/03/24 22:49:03 pMer86Hr
N「うん、じゃあオレのケースで考えようか。地元に残るって事を優先的に考えて、名古屋と名市(めいし)が候補に上がったんだ。
初めは名大志望だった。けど、センター前後で名市にしたってことは話したよね。名大と名市って、合格最低付近の学力には相当な開きがあるんだ。
岐阜と名市ほどの差はないけど、結構大きい。それに名大は<旧帝大>何ていう時代錯誤な名前を背負ってるから、評判で行けばダントツだろう?
『名市に医学部なんてあるんですか?』『あんまり勉強できなかったんですね』とか言うヤツは結構いる。
どうするか? 『まあ、そういうこともあるかもね。でも、僕には価値がないことなんでどうでもいいです』って思うんだ。
ホントにどうでも良くなるから(笑)」
生徒「憐れむっていうのは?」
N「まあ(自己防衛の)合理化とほとんど一緒だね。違うのは<向こうより上の階層の考え方ができる>っていうこと。
口に出して攻撃するとかじゃなくて、『しょーもねーなー』と思いながらニコって微笑むわけ。『そうですね』ってな感じで。
2年生くらいになると、偏差値が馬鹿げたもんってことに、9割がたの人は気づくし、そうでない1割は浮く。
蛇足かもしれないけど、そんな感じの余裕を持ってると何故か女の子と仲良くなれるしね」
生徒「…なんだか…、怒ってた自分もそいつもバカみたいです。」
N「そう思えるだけでも大したもんだよ。まあ、いろーんな馬鹿げた価値観ってのに大学で触れることになるし、ちょっとした洗礼を受けたと思っとき~」