06/02/22 12:17:53 gSY8Pz/w
八幡和郎 時事解説
第26回 紀子さまご懐妊と皇位継承
URLリンク(www.teamcg.or.jp)
△うわさ話でなく履歴だけでも分かること
秋篠宮妃殿下のご懐妊と関連して、また雅子妃殿下についてあれやこれや議論
されている。保守的な人々からの批判もあるが、妃殿下に近い人々あるいは擁護
派からの積極的な発言や情報発信も盛んであり、これが状況を混迷させている面
もある。
いずれにしても、皇太子妃殿下をめぐっては、いじめられて可哀想だという同
情論があり、一方で無責任だという批判がある。だが、これらの議論はいずれも
雅子妃が類い希な優秀で能力の高い人物であるということが前提になっているこ
とで共通している。
だが、このホームページでも書いたように「典型的な帰国子女が旧家に嫁入り
してうまくいくことははじめから難しかったのであって、その後の展開について
はどちらが悪いともいえない」というのが正しいと思うし、この分析はそれなり
に多くの方からもっともだと支持を頂いている。
だが、ここではそれはともかくとして、霞ヶ関にいた人間としての眼でもう少
し詳しく雅子妃論を書いておきたい。
といっても、生々しい具体的な証言や私自身が見聞きしたことを使って面白お
かしく書くつもりはない。それは少々失礼だと思うし、うわさ話について細かく
裏を取る自信もない。むしろ、雅子妃の経歴や御家族の状況から客観的にみて論
ずれば、それだけでも世の中で流布している雅子妃像がいかにいい加減かわかる
のだ。
そもそも履歴書はたいへん雄弁なものである。それなりの知識をもって読んで
いけば、その人がどういう人かが、かなりくっきり明らかになる。ヨーロッパな
どには「フーズ・フー」のような詳細な経歴を書いた公刊物があるし、就職する
にも履歴書がたいへん重要な意味を持つのだが、日本人はこうしたものを分析す
るのがあまり得意ではないようだ。