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ウィニーで流出、警察官ら200人分の住所録 大阪府警 2007年10月29日
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大阪府警は、高槻署地域課の男性警部補(51)の私有パソコンからファイル交換ソフト「ウィニー」を介して、
同僚警察官の住所などがインターネット上に流出した、と29日発表した。
ウィニーの使用や警察情報の自宅への持ち帰りを府警は原則禁じており、警部補の懲戒処分を検討している。
監察室によると、流出したのは、警部補が94年7月~02年3月に作成、
保存した同僚ら約200件の住所や電話番号のほか、配属先の約40人分の緊急連絡網など。
車上荒らしの被害を受けた男性からの110番受理報告書1件も含まれていた。
今月24日に警部補のパソコンがウイルス感染し、同27日朝にデータが流出。
同日午後、掲示板にこれらの情報が掲載されているとの匿名の通報を受け、発覚した。
府警は昨年3月以降、私有パソコンへのウィニーの導入や警察情報の持ち帰りを
再三禁止してきたが、警部補は「使用していない」と虚偽報告していた。