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BD-ROM“美麗画質”の作り方―ソニーPCLに聞く「MPEG-4 AVC」エンコードの現場
URLリンク(arena.nikkeibp.co.jp)
村井氏: AVCの圧縮はソフトウエアエンコードで行っており、ソニー製の「BAE-VA700」というエンコーダーシステムを使用しています。
これは複数台のサーバーを使った分散処理システムで、ソニー PCLでは10台の分散PCを使ってエンコードしています。このシステムを導入しているのは現在では当社だけですね。
サーバーはVTR室に設置しており、編集室にあるのはキャプチャー用PCとコントロール用PCのみです。
折原: 当初の圧縮はMPEG-2で行われていたと思うのですが、AVCに代わって作業時間も変わってきましたか?
尾林氏: 5 倍から10倍に増えていますね。1パスエンコードの場合、映像ソースに対して約3倍の時間がかかりますが、
2パスエンコードを行っているのでエンコードだけで約6倍かかります。それから見直しを含めて、ソースの約8倍といったところです。
MPEG-2ではエンコーダーが映像に対してリアルタイムで動いていたものが約6倍になりましたので、エンコードだけでも相当の時間増になっています。