07/08/12 00:49:13 IF6K5m/B0
「昼に食べたカツサンドはとっくの昔に別れを告げていて、俺の胃は今や開店休業状態だ。
たった今でも次のお客さんを催促してしきりに呼び鈴を鳴らしてやがる。
つまり、俺のハラの虫はお怒りでグーグーグーグー唸ってるってことで、簡単に言えば俺は腹が減っているのだ。
だがちょっと待ってほしい。これを空腹と主張するのは早計に過ぎないか。脳神経の誤射かもしれない。
風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。
近年、食の安全を問う声も大きくなっている。食品検査の徹底を求める声も高まった。
だが心配のしすぎではないか。仮に食品に問題があったとしても、なあに、かえって免疫力がつく。
そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが」