07/07/27 17:58:53 b7M/Zeyi0
バブル時代を謳歌した世代には懐かしいというより辛いな・・・
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公定歩合は1989年5月より引き締られることになりましたが、より本格的な地価高騰の抑止策は
1990年4月に導入された「総量規制」です。総量規制とは、大蔵省銀行局からの通達として
1990年3月末に出されたもので、これによって全国の金融機関は、四半期ごとの不動産業界向けの
融資残高を、貸出残高全体の伸び率以下に抑えることが義務づけられました。金融機関に対して
無制限だった土地担保融資の拡大を直接抑えるという意味で、総量規制が地価高騰に対して
大きな歯止めとなったのです。
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株価は90年の年初から急落に転じていましたが、地価の上昇はまだ余韻が残っており、
本格的な下落は1991年に入ってからです。
下落のきっかけは、土地取引そのものへの規制、税制の強化、総量規制に代表される金融政策が複合的に作用したためです。
しかしすでに上がるところまで上がり切っていた土地投機ブームがついに終わった、というのが
本当の要因なのでしょう。東京圏の商業地の地価は1983年初めを100とすると、ピークの1991年には
341.5にも達していました。