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<情報漏えい>会員1万8千人ネットに 松坂屋ストアとパレ
6月23日22時8分配信 毎日新聞
東海地方を地盤とする中堅スーパーの松坂屋ストア(名古屋市千種区)とパレ(同市熱田区)は23日、両社のポイントカード会員の個人情報がインターネット上に流出したと発表した。
松坂屋ストアが1620人分、パレが1万7181人分で、住所、名前、電話番号、生年月日などの情報が含まれていた。
情報悪用による被害は確認されていない。
両社は情報が流出した顧客への謝罪を進めている。
両社は昨年7~10月、それぞれ新しいポイントカードの導入に伴い、会員データ計7万件の入力作業を東芝テック(東京都)に委託。
東芝テックは下請けの名古屋市の情報システム会社エステックに再委託したが、エステックの社員が知人男性に作業の手伝いを依頼。
この男性の家族が入力作業を行った自宅パソコンがウイルスに感染し、ファイル交換ソフト「シェア」を介して流出した。
経済産業省が今月22日、松坂屋ストアに情報流出を指摘。
その後の調査でパレの流出も発覚した。
東芝テックは再委託先の情報管理などの実態を把握していなかったという。
松坂屋ストアは松坂屋ホールディングス傘下の食品スーパー。
パレは愛知県内を中心に総合スーパー「パレマルシェ」を運営している。【中井正裕】
最終更新:6月23日22時8分
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