07/05/06 11:13:35 b1zyzcSK0
>>948
禁網(きんもーっ☆)
遡るは弥生の時代、自己の土地を主張する為に注連縄(しめなわ)で境界線を引いていたが
境界線が不明瞭な場合、互いの一族の代表が綱を引き合い勝った者が領地を広げていくという習慣があった。
その綱引きはまさに一族にとっては死活問題であったため、死にモノ狂いで競い合っていた。
ある者は策を凝らし、またある者は3日間勝負がつかず互いに倒れ臥すという事もあった。
それを知った伊都国の大王はこれ幸いとその争いで疲弊した集落を吸収していった。
その際『綱引きによって民が疲弊せし事まかりならん』と禁網の御触れを出したが、
真実は神社に使われている注連縄を漢達の血・汗・小便で穢れていくのを許せなかったという。
2005年熱犬店従業員が同人誌即売会会場にて漢達がぶわぁぁぁと集まっている光景を見て
交通整理の縄に沿って目を血走らせている姿はまるで弥生時代の禁網のようだと錯覚し、
自己の日記に記録したが、その日記が発覚し皆に叩かれたのはあまりにも有名。
(民明書房刊 「ゆかりの家には鏡が無い」より)