06/04/27 17:28:56 kFDV/smA0
URLリンク(it.nikkei.co.jp)
新手のソフト「シェア」とは? 毎日新聞から個人情報流出
毎日新聞社が27日に発表した個人情報の流出事件では、これまで問題になってきた
ファイル交換ソフト「ウィニー」ではなく「Share」という同種のソフトがかかわっていた。
Shareは「シェア」もしくは「しゃれ」と呼ばれている。
ウィニーは2004年5月に作者である金子勇被告が逮捕されて以来、利用者が減った。
逮捕によってウィニーを使うのは「危険」という心理的な不安があったが、ファイル交換したいという人は依然として多く、
そうした要望にこたえる代替ソフトとして利用者を増やしてきた。
「2ちゃんねる」などのインターネット上の掲示板で、同ソフトに関する情報のやり取りは活発にされている。
プログラム自体はウィニーとは別のものだが、匿名性を保ってファイル交換ができるという点ではあまり変わらない。
作者は不明だが、日本国内だけで流行しており、日本人もしくは日本語ができる外国人と見られる。
ウイルス対策ソフト大手のトレンドマイクロによると「Shareを狙ったウイルスは今年の1月に初めて発見され、4月の半ばにも新種が見つかった。
危険度や仕組みはウィニーを狙った『アンティニー』と同じもので、亜種が出てくるうちにウィニーだけでなくShareも対象にするようになった」という。
Shareを使ってインターネットで画像などのファイルを共有するには、そのファイルを入れるためのアップロードフォルダーを指定する。
今回の毎日新聞社のケースのように、Shareを狙ったウイルスにより意図しないデータが流出してしまう原因は、
パソコン内の別の場所に保存していたデータを、ウイルスがそのフォルダーに次々と入れてしまうからだと見られる。
2006年4月27日/IT PLUS