06/03/26 23:52:21 MJF0c6PB0
自分は大手電気メーカーの下請け会社で、主に官公庁のネットワーク保守をやっている技術屋です。
国の情報管理のレヴェルですが、意識は日に日に高まっているものの、予算不足等の問題があること、また、末端職員に直ちに意識改革を迫るのが難しいため、情報流出は(今がピークだと思いますが)今後も続くと思います。
いろいろな官庁を廻っていますが、私の知る限り鉄壁の守りなのが、国税関係でしょう。
国税独自のシステム開発費は、一説には4千億円を優に超えていると言われています。
また、PC・暗号化ソフト等とも常に最新のものをいち早く導入しており、防衛庁の軍事機密データでさえ流出するご時世でも、国税関係のデータ流出が1件もないのはそれらが寄与しているためではないかと思われます。
(昨年のイッチー事件を、苦い教訓にしたのではないと思いますが(笑))
これとは逆に、職員一人一人に専用のパソコンを与えておらず、私用PCを簡単に職場のLANに繋げるようにしている役所は、その事実だけでいつ情報が流出しても不思議でないように思います。