07/07/10 11:57:37 C2aoJnaa
辞書を引いてみよう
具体的
(1)実際に形や内容を備え、はっきり知ることができるさま。
「―な形を示す」「―な案を作る」
(2)一般的なものや観念的なものではなく、個々の事実によっているさま。
「―に例をあげる」
個々によって、モノの捉え方が変わるのに、問題解決に複数の人間から具体案を求める意味は無い。
他人がどの様に物事を捕らえているかという尺度にすぎない。
事例としてはシベリアの人に雨を見せて具体的に説明させてみよう。
「雪が水になって降っている」
これは極端な例だが、シベリア人の具体的な雨とはこの程度でしかない。
建設的、普遍的な具体案を出せるぐらいなら、物事のほとんどの問題は解決というか、
問題にすらならない。
相手に具体案を求めるのは自らの責任放棄、問題処理能力が無いことを声高に叫ぶのと一緒である。
駄目上司のほとんどは、問題が起こると、何故、そのような失敗が起こったのか問題点を具体的に出せとか言い出す。
そして、出すとそれは具体的ではないとか言い出す。
この場合の具体的な意見とは馬鹿でもわかる。問題解決する一歩前の状況を書きなさいと言っているのと同じである。
これでは上司なんかいらないのだが、きっと愛社精神が上司だったらこんな感じなんだろうなぁ…。
部下が具体案を出せないのは当たり前である。上司が示し、部下を指導する。
この程度の構造すらできてないのではないかとがっかりさせる愛社精神さんの認識能力である。