06/03/02 03:06:00 /1uRB+9F
>>19の続き
① 法の解釈、運用の能力。 これが経験で身に付く位ならば、誰も周囲の人間が酒だ、女だ、海だ、山だと遊んで
いる時に、ガリガリ勉強したりしませんよ。笑 私が色んな方と会って来た中で、ここは企業様の方が勘違いかな
と強く思いました。
② 弁える力。 例を挙げて言うなら、口述試験だと思います。 私の周囲でも口述に合格できない人間はいました。
通常、口述試験においては、人と対話ができる人間かどうかが問われると聞きます。 私もそう思います。 試験
委員を相手に我を張ったり、機関銃の様にまくし立てる様なトークをしても、試験委員には「この人が法曹として依頼
人と法律相談をする姿を想像すると・・・。」との印象を抱かせるだけだろうと考えられるからです。 また、私は口述試
験まで受けたわけではありませんが、口述用の問題集などを見ている限り、試験委員から指摘を受けたからと言って
間単に撤回を繰り返すのは良くないのではないかなとも考えています。 問題集には試験委員の誘導に乗れと書い
てありますが、試験委員の身になって考えると、「簡単に撤回するぐらいならば、なぜその説を自説として採るの?」
と思われるのではないかと考えられたからです。 もっとも、試験の現場で試験委員の方との会話の流れだとか、間
合いというのがあると思いますので、何とも言えませんが。 何にせよ、この辺りの分を弁えて話が出来ない人は難し
いのかなと思います。