06/01/30 21:41:20 qFCu3Dn00
>>20に続けて
犬は、その異様な男を見るや引き付けを起こし、狂ったように綱を引いて逃れようとした
梨を持った男はまだ生きており、モゾモゾと蠢くたびに放屁をし、辺りには沢庵とくさやの干物を同じ瓶に入れて炎天下に放置したかのような悪臭が漂い始める
その形相は、まるで渇いて死んだヒキガエルを水でふやかせて腐敗させたかのようだった
あまりの醜さに、私はその男を埋め戻す事にした
ただ埋め戻しただけでは飽き足らず、その上にコンクリートを流し込んで、固めた
ただ、早く忘れてしまいたかった
そして2年後の秋、久し振りにその場所を訪れると、小さな梨の苗がコンクリートを割って生えてきていた
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