07/11/25 07:10:28 傘 KI6mtO9o
おはようございます。
産油国がドルペッグを放棄して、石油のドル建て取引を終焉させた場合、ドルは
基軸通貨としての役割を終えるでしょうね。
ただ、問題はドルペッグとドル建て取引の放棄で誰が損をするかということでしょう。
産油国は、石油代金としてドルを受け取り、ドルを中心に投資してきました。
ドルの暴落で一番損をするのは、最も多くのドル資産を持つ産油国であると思います。
(結果的に、自分で自分の首をしめることになりますね。)
また、中国に関してもバスケット制とはいっておりますが、事実上のドルペッグですね。
ユーロという巨大通貨の誕生で、通貨間の力関係のバランスは変化してきつつある
とは思いますが、産油国は急激な変化を望まないように思います。
日本もGCC諸国との間において、FTA交渉を進めています。
URLリンク(www.mofa.go.jp)
また、安倍前首相の中東訪問の際にもFTAをはじめとする経済関係の構築について
将来にわたる継続的な話し合いを進めることで合意しております。
URLリンク(www.mofa.go.jp)
韓国においては、盧武鉉大統領の中東訪問で共同声明まで持っていけたのは
カタール一国であり、その後の成果においてはよくわかりません。