07/11/23 16:28:11 fkpFeQm9
>>483つづき
これにより財政経済部は銀行圏の施行延期要求にもかかわらず、外銀国内支店の借入利子に対する
認定限度を現行の資本金の6倍から3倍に縮小する政策を、予定通り来年1月1日から施行する事にした。
財政経済部関係者は“最近の外為市場でのドル不足とは無関係な措置。通貨危機以後ドルが必要だった
時に6倍まで増やしたもので、他の業種との公平性を合わせるため”と説明した。また“現在外国系銀行の
本店もドルを調達しにくいというのに、借入と同時に認定限度縮小を延期したからといって、ドル需給が
改善する効果があるのか”と付け加えた。
しかし市銀関係者は“国際金融市場条件が良くない状況で認定限度を縮小すれば、国内のドル供給に
否定的な影響が憂慮される”と言った。
◇来年上半期まで不安長続き
民間の経済研究所の経済専門家は、世界金融市場の不安は来年上半期まで持続すると予測した。
このような流れが韓国経済に及ぼす影響も暫く続くとした。特にアメリカの景気を含む世界景気の鈍化で
韓国の輸出が減り、証券市場の下落で消費心理が萎縮、韓国の実物景気が打撃を受けると予測した。
グォン・スンウ三星経済研究所金融チーム長は“世界金融市場の動揺は既に去年4月、今年2月、8月、
11月と繰り返し現われている。特徴は間隔が短くなりながら、頂点に向かって走り上げているという点”と
言った。“今度の事態は、過去5年間に発生した世界的な過剰流動性で住宅・原資材・株式市場にバブル
が形成された状況で、アメリカのサブプライム・ローンの焦げ付きが発生したことによる。したがって来年
前半までは困難が加重される”と明らかにした。“韓国の金融市場はもう直接的な打撃を受けているし、
実物経済も影響を受けている。最近内需が復活しながら成長を導き始めていたが、外部の悪材で否定的
な影響を受けるようになった”と説明した。
LG経済研究院のシン・ミンヨン金融財務グループ長は“サブプライム・ローン延滞率が一番ひどい来年
3-5月まで不安定な状況は持続するしかない。しかしその後には安定の動きを見せると見ている”と言った。
“この事態が韓国経済に与える影響は、アメリカの景気と世界景気がどの程度打撃を受けるのかによって
変わる。一部ではアメリカ景気が沈滞に陷るという見込みもあるが、それほど深刻な破局に行くとは思って
いない”と明らかにした。
つづく