07/11/20 18:36:56 BIWQ+d37
>>769つづき
○‘お金のため’に離婚増加、結婚忌避
1998年結婚したチョン某(36・女)さんは、2000年頃ご主人が失職して数ヶ月後に離婚した。“経済的
困難がとても大きかったし、少しでも若い時に新規出発したかった”と言った。統計庁の調査結果に
よれば、チョンさんのような経済的理由による離婚件数は、1997年の離婚全体件数の4.2%から2000年
21.9%に急増した。以後経済的理由による離婚は全体の15%水準を維持している。
離婚が増えただけでなく、若い階層が新たに家庭を持つことにも問題が起こった。青年失業の深刻化
で20代の社会進出が難しくなったし、人々は結婚と出産を忌避したからだ。15~29歳の青年失業率は
通貨危機前の1996年の4.6%から、外為危機直後の1998年には12.2%に増加した。2000年以後去年まで
は7%台の高い水準だ。
ソウル大人口学校室のチョ・ヨンテ教授は“通貨危機直後に社会進出時期を送った世代は、経済的
不安定のために結婚と出産に大きい空白を残した”と指摘した。これにより1994年1.67人だった出産率
は、通貨危機直後の1998年1.47人、2005年には1.08人まで減少した。去年は1.13人と増加、今年は
1.25人までやや増えると予想されるが、通貨危機前と比べると相変らず大きく低い水準だ。
○消えた‘一生の職場’の神話
通貨危機後の10年間、1970年代以後韓国社会を支配した‘一生の職場’の神話は完全に消えた。
これにより会社員の間では‘心細い未来’を能力啓発で乗り越えようとする動きが現われた。退勤後に
勉強する会社員が増えて、‘サラデント(saladent:salaried man+student)’という新造語まで登場した。
実際就業ポータルサイトJob Koreaが20・30代の会社員567人を対象にアンケート調査した結果、66.1%
が自分啓発のために努力するサラデントであることがわかった。
ナ・ソンヨプ記者cpu@donga.com
ソン・ドンギ記者esprit@donga.com
カン・ヘスン記者fineday@donga.com
つづく