07/10/19 01:18:37 M8BKAHlQ
エネルギー問題は、いずれ太陽電池によって解決されるだろう。
太陽電池は、砂漠などの、日射量が多く、居住地・農地・工業用地化するのが難しい死の地域を有効活用できるという点と、
素材の資源(ケイ素)が事実上無限に存在し、量産されれば大幅に発電コストを下げることが可能という点で優れている。
砂漠による太陽光発電は非常に効率的で、もし、ゴビ砂漠(フランスの国土の2倍程度の面積)の半分の面積に太陽電池を
敷いた場合、現在の全人類のエネルギー需要全てをまかなえると言われている。
発電コストに関しても、日射量が比較的低く、太陽電池パネルの生産量が多くはない現在の日本でも1kw/hあたり50~60円
程度となっており、これに量産効果が乗れば、かなり低い水準になるだろう。
将来、砂漠に低コスト化したパネルを並べて発電すれば、電力を液体水素などに変換してタンカーで運ぶコストを含めても、
従来の石油と変わらないコストでエネルギーが供給できるようになるはずだ。
勿論、日射量が多い地域ほど発電効率が上がるため、その頃には、砂漠を持つ、アフリカ大陸や東南アジアなどの赤道直下の
発展途上国が、現在の産油国に代わる地位を得ることになるだろう。