07/09/11 08:13:22 ryY2ARF+
日中の雪解け呼んだ麻生・李肇星トイレ会談
「日中関係が“雪解けムード” になったのは、“トイレ会談”のおかげだった」
今年4月に退任し、北京大の国際関係学院教授になった中国の李肇星前外相は5日、初めて
行った講義で日本の麻生太郎前外相との交渉の舞台裏について紹介し、冒頭のように述べた。
中国国営の新華社通信が10日報じた。李前外相は「昨年ある国際会議に出席した際、トイレに
立ったところ、麻生外相も一緒にトイレに入ってきた。そこで、(用を足して)出て行こうとする麻生
外相をつかまえ、トイレで約20分間、両国間の歴史問題について虚心坦懐に話し合った。時に
ユーモアを交えた軽妙な対話だったが、そこで両国は双方の立場を理解し、信頼関係を築く基礎を
構築した」と述べた。そして「後に麻生外相が日本のメディアに対し、“とても気楽な場所で李外相と
両国間の問題について話し合った”と語ったというが、それがまさにトイレだった」と付け加えた。
この「トイレ会談」をきっかけに、小泉純一郎前首相の靖国神社参拝で5年以上にわたって悪化
していた日中関係は、昨年10月に実現した安倍晋三首相の訪中と温家宝首相の訪日、9年ぶりに
実現した中国の曹剛川国防相の訪日などを通じて雪解けムードになっていったというわけだ。
北京=李明振(イ・ミョンジン)特派員
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