07/08/08 23:32:09 MsztcrkI
>>687
広島電鉄650形電車は消費電力含め現役機と横並びになるよう改修されておま。
今でも経済的に実用に耐えます。決して象徴でもオーバーでもないのです。
戦後更新機会を逸しているとは言え、需要予測と将来展望に基いて、
設計当初より時代に合わせて改修して使う事前提に
構造計算されていたため、それだけ長期運用出来るだけの改善や
改修受け入れる余裕が設計当初より持たされていた訳ですな。
現役と違うのは定員キャパシティですが、こちらもつい最近までは
現役車輌と伍して使われていました。
90年代に入り事前の想定寿命完全に越え、広島の発展が
事前の予想をついに上回った為に引退しつつありますが
今もラッシュ時に実際の車輌として運行されています。
設計哲学の問題もありますが、そこまで最初から余裕見込んだ造りにするか、
技術的進歩と更新予算に事欠かない今のように使い捨てにすべきかは
経営判断や財政事情も絡みますので難しいものです。
とまぁこれ以上は続くなら床屋で。