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▼[社説] 海外での金使い世界3位の資格あるか (ハンギョレ新聞翻訳)
去年韓国のサービス収支赤字(187億6000万ドル)規模が、ドイツ(487億5000万ドル)・日本(201億
2000万ドル)に続いて世界3位と集計された。経済規模は世界11位にぶら下がっているのが現実
なのに(訳注:なぜか11位にこだわりますが正解は13位です。こんなところにも現実を直視できない
性格が出てますね。w)、観光・留学による赤字が世界3位だなんて、何か間違っている。
韓国銀行は今年の上半期のサービス収支赤字規模が、既に105億7000万ドルにもなったと明らか
にした。このまま行けば年末には赤字規模が220億~230億ドルにのぼって、日本を追い抜いて世界
2位に上がる勢いだ。製造業がうまく行くおかげで輸出は好況だが、私たちが海外旅行などで世界
最高の金使いを誇るほど余裕があるのか疑問だ。金庫の中身が無くなるのを知らずに使いまくれば、
また危機を迎える可能性があることを知らなければならない。
サービス収支赤字には海外旅行と留学・研修費用が絶対的割合を占める。今年上半期の赤字額
105億7000万ドルのうち、68.7%である72億7000万ドルがそうだ。外国旅行と留学・研修を無条件に
阻止することはできない。しかし今のように休暇シーズンごとに国外に押しかけるのは困る。一般人
は勿論、学生ボランティアまで外国に出かけるのだから、真に国民の意識転換が必要な状況だ。
十分な準備なしに行く早期留学も国際収支悪化の主犯の一つだ。無分別な留学は国家経済に
損失をかけることは勿論、個人的にも相当な危険を引き受けなければならない。急にウォン安に
変われば、増える留学費用のために家計がつぶれることもある。
海外旅行と留学を慎むことに劣らず、ウォン高を抑えるための政府次元の努力も重要だ。実は
サービス収支赤字が増えるのに最大の役目をしたのはウォン高だ。1ドル=1100~1200ウォンだった
為替が900ウォン台初盤まで下がったから、海外でお金の使いがいがあるのは当然だ。しかしウォン
高は純粋に韓国経済の力が大きくなったからではない。低金利資金調達のために企業の短期外貨
借入が増え、外国人の株式投資資金が押し寄せ、過剰に強気を見せる側面もある。バブルが立ち
込めているわけだ。
アメリカ金融市場がサブプライム問題で梗塞の兆しを見せている。いつその波紋が韓国に押し寄せ
るかも知れない。韓国経済や政府の金庫はまだ満たされていないし、安定的でもない。
記事登録:2007-08-06 午後07:00:04
ソース:URLリンク(www.excite.co.jp)