07/07/13 19:56:33 S5k2IN8L
うろ覚えの記憶なのですが、
10数年前にカナダツアーに参加した時の添乗員さんから聞いた事。
日本の映画会社が、カナダのインディアン居留区で撮影予定(「天と地と」だったかも?)。
三顧の礼を尽くして、やっと酋長に撮影許可取れたと思ったら、さらに難題出されたり、値上げされたり。
このままではいつ開始できるか分からず、とりあえず神主さんにお祓いと映画の成功とを願う儀式をした。
それを見た酋長以下地元の人は、意味は分からないものの感動したらしい。
土地への尊敬、祈りのような物を感じたんだとか。
このように自然を敬う民族になら我が土地を貸しても良い、という事で
初めに提示した額より格安で貸してもらえて、色々便宜を図ってもらえた。
出来た映画があの程度のもので、カナダ・インディアンの皆さんごめんなさいな気分でしたが。
日本人がそれなりに「見えないもの」に礼を尽くす民族だと分かってもらえたのは嬉しい。