07/05/26 12:30:27
「南京大虐殺」「慰安婦」を否定 民主・松原議員
民主党の松原仁議員は二十五日の衆院外務委員会で、四十五分間の質問時間の
ほとんどを「南京大虐殺」と「従軍慰安婦」がなかったとの主張にあて、
政府に中国政府の見解を「訂正」させるよう執拗(しつよう)に迫りました。
松原氏は、首相の靖国参拝を推し進め、九条改憲を求める日本会議国会議員懇談会のメンバー。
南京大虐殺について岩屋毅外務副大臣が「何かしらの殺りく、
略奪があったことは否定できない」とのべたことに松原氏は、
「きわめて副大臣の答弁はあぶない。あったと認めようとしている」と批判。
「三十万というロットでなくて、大虐殺そのものがなかったと
極めて客観的に考えている」などと否定しました。
また「従軍慰安婦」問題についても、中国の稚拙な情報戦によるものなどと決め付け、
「ありえない」「実際、そんなものはなかった」と暴言をはきました。
過去の日本の侵略戦争を正当化する「靖国」派は自民党だけでなく、
民主党にも根を深くもっていることを示す質問です。(吉)
しんぶん赤旗
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