07/03/29 23:37:47 UZzh9tu+
流れぶたぎってあっちの学者は何やってんだ?というテーマで。
ある若手リベラル学者のブログより。
韓国の大学院と社会学についての雑感(というか愚痴)
URLリンク(takahara.cocolog-nifty.com)
>私はソウル大学院の言論情報学科という所の交換留学生ということになっている。
>しかし……ここには本当に失望した。
からはじまるこの日記、あちらのアカデミズム環境の問題点が
わかりやすく列挙されていてひっじょーに面白いです。
>こっちでは社会学のヴァリエーションが少なくて、要するに官僚と一緒になって
>政策立案する人―大体統計を使う「実証派」―と、「それ以外」という感じ。
(中略)
>問題なのは、この両者が本当にどっちもどっちでですね……
>今、若年失業にまつわる研究会というのに参加させてもらっているのだが、「実証派」
>の人の発表は、教授でも本当に目を見張るぐらい適当で、明らかに当人の脳内の前提条件を
>多数放置したまま、数字を並べて「対策=政策立案」するのが「実証」とされている。
>そうなると容易に予想できる(?)ように、こういう話から出てくる「対策」はほぼ結局、
>「意識調査」を使って、「若者自身の意識にどういう問題があるか」という問いを立て、
>「彼らの意識を変えるためにはどうしたらいいか」という話になる。
>産業構造の変動とか、中国の台頭とか、IMFの影響とか、そういうことについては
>「これ実証研究なんで関係ないです」とか「具体的に提言しないと意味がないんで」
>とか言われて済まされる。びっくりです。
この方は姜尚中の弟子なのですが、誰だったかが姜尚中を批判して
「一回韓国に行ってみりゃいい。そしたら幻想なんてなくなるからw」ってのを
実証しちゃってる感じ。ひじょーに面白いので興味ある方はぜひご一読を。