07/02/07 19:55:01 DM1gaMn3
194 名前:?? 投稿日:2007/02/03(土) 12:59:47
イギリス人の行動様式をビルマでの「捕虜」という極限状況から
観察し記述したこんな本があります。
会田雄次著『アーロン収容所』(中公文庫)
戦後、再び訪れた『アーロン収容所再訪』(中公文庫)も。
著者はルネッサンスなんかを研究していた歴史家ですが、
イギリス人は日本人(アジア人)を人間と見てなかった事がこんな例で。
女性将校?はその部屋を日本人捕虜が掃除等をしている場合でも、
平気でハダカになって着替えをしていた。
犬や猫がそばにいて恥ずかしがるひとはいないようにね。
広くヨーロッパ人一般も、そうでは。
この本はイギリス語訳されましたが、すぐに絶版です。
『はだしのゲン』のイギリス語訳もあのポピュラーで入手しやすい
ペンギン・ブックスで出たのですが、いつの間にか絶版。
(最近新潟の主婦たちが完訳をはじめました、ロシア語訳もあるとか)
自分たちの見たくない・聞きたくない事実はこの世から消し去ってしまうんですね