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■在日は〝武器〟
就職戦線が間もなくスタートする。「国籍の壁」もいまや能力重視に変わりつつあり、
「在日」であることが逆に強みを発揮する時代になってきた。
■TBSテレビ内定李民和さん アジア舞台に報道記者志望
李民和さんが目指したのは「狭き門」テレビ局。それもアジアの現場からレポートする
報道記者を志望した。李さんはNHKを含む在京のテレビ局から1社ずつ回った。
幸い関西テレビからは内定を得た。
間もなくして株式会社TBSテレビが夏採用に乗り出すことを知った。人数は「若干名」。
すでに関西テレビから内定を得ていた李さんには心のゆとりがあった。思い切って
選考試験を受けたところ思いがけず合格した。
面接の席では各社から靖国や独島問題、北韓や在日に関わる質問も受けた。おりしも当時の
小泉首相が8月に靖国を参拝するかどうかが話題になっていた時期。李さんも本名で履歴書を
出したときから一定の心づもりはあった。靖国では「小泉首相の靖国参拝で両政府レベルの
交流が途絶えてしまうとすれば残念。たとえそうなっても草の根レベルの交流は続けていくべきだ」
と素直に自分の思うところを述べた。独島では過度にナショナリズムをあおる両国の報道のあり方に
疑問を呈した。
「面接官は私自身が韓国名を名乗っていたことで いろいろ聞いてみたいという思いになったようです。
考えることは人それぞれ。開き直って、背伸びせず、自分の言葉でしっかり伝えました。結果的には
それがよかったのかもしれません。逆に言えば、ほかの人よりプラス1問多く質問してくれたわけです
から、その点ではすごく得だったですね」
「これは私自身、面接の席でいろんな方から言われたことですが、日本人とは違うバックグラウンドを
持って育ったことで韓国と日本の2つの視点を持っているのはいまの時代、引っ張りだこだと思うんです」
(一部を抜粋。詳細は本文をご覧くださいです)
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