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ウィニーで情報流出、北海道が逆転勝訴…予見できずと
ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」が原因で感染したコンピューターウイルスにより、北海道警巡査の
私物パソコンから捜査資料がネット上に流出した問題で、江別市の男性が道に慰謝料200万円を求めた訴訟の
控訴審判決が11日、札幌高裁であった。
末永進裁判長は、道に40万円の賠償を命じた1審・札幌地裁判決を取り消し、原告逆転敗訴を言い渡した。
「自宅でパソコンを使った巡査の行為が職務行為との立証はなく、当時、このウイルスの情報は広く知られておらず、
道警に流出の予見可能性はなかった」とした。
判決によると、男性は未成年(19歳)だった2004年3月25日、江別市内で道路交通法違反の現行犯で
江別署に逮捕された。その後、同署の巡査が作成した捜査報告書などが、保存していた私物パソコンから、
ウィニーのウイルス「アンティニーG」によってネットに流出。交通違反の詳細な内容が、実名や住所とともに
不特定多数に閲覧された。
道警の管理責任について末永裁判長は「巡査がパソコンを自宅に持ち帰った2004年3月28日当時、
アンティニーGの情報は広まっておらず、捜査情報が外部に流出するという結果について予見可能性が
あったということはできない」との判断を示した。
1審判決は巡査の注意義務違反を認定し道に賠償を命じ、道が控訴していた。
(読売新聞) - 11月11日13時59分更新
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