05/05/15 15:09:51 d2FGGW2j0
さらにもうひとつの問題は,ほとんど必要もない多機能満載のソフトである。日本は、
その特質からして「網羅性」を重視した教育をする傾向にあるから、必要もない機能満載
のソフトを与えておけば、無駄な時間を費やし消耗してしまう。たしかに有用な高機能の
部分を使いこなせば、習得までの時間は多少かるが、覚えてしまえば作業効率は優位
になるであろう。しかし,使用頻度の少ない高機能の部分はすぐに忘れるので,その
勉強時間はまったくの無駄になるケースが多いのではないだろうか。
特に日本人は何か問題があると「聞いていない」とか「教えてくれなかった」 とか他人の
せいにする癖があるので、この手のセミナーやスクールでは何でもかんでも多くの項目を
つめこむ傾向があるようなのもこれを後押ししている。高機能を使いこなすユーザは、
それだけ
レベルが高いわけであるから、他人に教わらなくても自分で出来るはずである。そうで
ない聴講者のために重要部分だけ徹底的にやれば効率はあがるのだが,そういう
やり方はあまりおこなわれていない様子なのだ。こちらは「人的資源の浪費」と言えよう。
まさに恐るべきマイクロソフトの陰謀である。この問題は日本社会に根ざす風土に
起因するところが大きいため,その解決が困難なのもさらに脅威を大きくしている。
日本人よ。奴等の策にハマってはならない!